『生乾き臭がなく乾燥力がしっかりとしているドラム式洗濯乾燥機が欲しい』『乾燥後に衣類にできるシワがなるべく少ないものを選びたい』
今回はこういった悩みを持つあなたに向けて書いています。ドラム式洗濯乾燥機は安いものでも10万円くらいするので購入前はその価格に見合うパフォーマンスが備わっているかを確認することが非常に大事です。
比較するところがたくさんあるかと思いますが、『乾燥力』はドラム式洗濯乾燥機とても重要な指標と言えるのではないでしょうか。
乾燥をかけたのに乾きが悪くて生乾き臭がする、乾燥後に衣類がシワシワになってしまっているのではダメです
僕も失敗したくない一心でネットで調べたり、店舗で直接店員さんの話を聞きながら、色々なメーカーの洗濯機を比較しました。そして最終的には日立ドラム式洗濯乾燥機BD-SX110GLを購入しました。
そこで本記事では、僕が日立ドラム式洗濯乾燥機BD-SX110GLを購入した経緯や、『衣類がしっかり乾く』、『シワになりにくい』ドラム式洗濯乾燥機を選ぶポイントついて説明していきたいと思います。
本記事を読めば次のことが分かります。
見出しテキスト
- 僕がドラム式洗濯乾燥機を選んだときの基準3選
- 各メーカーの乾燥力比較
僕がドラム式洗濯乾燥機を選んだときの基準3選
ドラム式洗濯機は家電の中でも気にするポイントがたくさんあります。結論から申しますと、僕は次の3つに絞って洗濯機を選んでいました。
- 価格
- 乾燥力
- 洗浄力
僕の場合、しっかり洗浄と乾燥ができてコスパに優れたものが欲しかったのでこういった基準で選んでいます。
それでは上記項目について深堀しながら解説していきたいと思います。
価格
価格は本当に大切です。ドラム式洗濯乾燥機はあると便利だけど、必ずしも必要でないところが購入を迷わす原因だと思います。
結論から申しますと、ドラム式洗濯乾燥機の購入費用は約1年~2年でペイバックすることができます。
洗濯機は基本的に数年は使い続けるため、この1年~2年という数字は想像していたよりも早かったのではないでしょうか。
これはドラム式洗濯乾燥機を購入する前の僕なのですが、1回30分の洗濯を週5回、往復込みで1回60分のランドリーを月3回行ってました。この場合、1か月で780分、1年で9360分を洗濯に使っている計算になります。仮に時給を1000円、ランドリー費用を1回300円とした場合、洗濯にかかる単価は1か月で13,900円、1年で16,6800円となります。
つまり、相場が12万~30万のドラム式洗濯乾燥機は、計算上、2年以内に元が取れるので費用対効果は高いと言えます。
乾燥力(ヒートポンプ式 ヒーター式の違い)
僕がドラム式洗濯機を選ぶうえで最も重要視したのが乾燥力です。そもそも、ドラム式洗濯乾燥機にはヒーター式とヒートポンプ式の大きく2種類あります。
結論から申しますと、乾燥後の衣類のシワなどの仕上がりを気にする人はヒートポンプがおすすめです
それぞれの性能をまとめると次の表のとおりです。
ヒーター式 | ヒートポンプ式 | |
乾燥時の温度 | 80~100度 | 60度前後 |
衣類への痛み | 傷つきや縮みの原因になりやすい | 衣類への傷つきは少ない |
シワのなりやすさ | シワになりやすい | シワになりにくい |
乾燥スピード | 湿った空気はドラムに残ったままなので時間がかかる | 湿った空気を排出しながらなので早い |
省エネ性 |
ヒーターを冷やすために水が必要 |
水とヒーターを使わない分省エネ |
ヒーター式はヒーターで暖められた空気を洗濯槽に送ることで衣類を乾燥させます。原理はドライヤーと同じで80度以上の空気が送り込まれるため、厚手のタオル生地でもしっかり乾かせる一方で衣類の傷つき・縮みの原因になりやすいです。
ヒートポンプ式は、洗濯槽で衣類の水分を含んだ冷たい空気をコンプレッサーとキャピラシで加熱させて再び洗濯槽へ送り込みます。乾燥温度が60℃前後なことや、乾燥中の水蒸気は排出させながらなので乾燥の仕上がりがよいのが特徴です。
ヒートポンプ式の方が乾燥後の衣類の仕上がりがよく、また、水とヒーターを使わないため省エネ性も高い
洗浄力(ドラム槽の傾きによる違い)
ドラム式洗濯乾燥機にはドラムの傾き具合によって水平式と斜め式の2種類があります。
結論から申しましと、洗浄力を選ぶなら水平式、ランニングコスト(水道代)を抑えたいなら斜め式です。
水平式はドラムの下側にムラなく水がたまりますが、斜め式はドラムの下(底)側に水がたまります。斜め式は少ない水の量で洗濯ができる一方で、衣類を一か所にためて洗濯をかけるので、水ムラができやすく、その分、洗浄力が落ちます。
ですが、斜め式採用してい洗濯機は洗浄力が落ちないような工夫があるものがほとんどでした
各メーカーの乾燥力比較
それではここでは、上記で紹介した基準をもとに、各メーカーの乾燥力を比較してみたいと思います。比較するメーカーと乾燥方式は次の通りです。
- パナソニック (Panasonic):はやふわ乾燥
- 東芝 (TOSHIBA):ヒートポンプ除湿乾燥
- 日立 (HITACHI):風アイロン
- シャープ (SHARP):ハイブリット乾燥
それぞれの性能をまとめると次の表のとおりです。
パナソニック (Panasonic) はやふわ乾燥 |
東芝 (TOSHIBA) ヒートポンプ除湿乾燥 |
日立 (HITACHI) 風アイロン |
シャープ (SHARP) ハイブリット乾燥 |
|
1回あたりの時間(洗濯~乾燥) | 98分 | 205分 | 165分 | 155分 |
1回あたりの消費電力 | 890 Wh | 730 Wh | 850 Wh | 600 Wh |
衣類の痛みにくさ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
シワのなりにくさ | △ | 〇 | ◎ | △ |
各メーカーの最新のドラム式洗濯乾燥機はヒートポンプ式を採用しているため、基本的には衣類が傷つきにくく、シワがよりにくいのです。
1回あたりの時間が早いものや消費電力が低くて省エネ性の高いものなどあります。その中でもHITACHIの風アイロンは比較した中では最もシワが少ない仕上がりになっていました。
これは、HITACHIの風アイロンは時速300 km/hの風を吹き付けて乾燥するため、衣類にシワを残しにくく乾燥させることができます。
乾燥後の衣類の仕上がりを気にする人には、HITACHIの風アイロンがおすすめです
まとめ
今回は僕が日立ドラム式洗濯乾燥機BD-SX110GLを購入した経緯や、『衣類がしっかり乾く』、『シワになりにくい』ドラム式洗濯乾燥機を選ぶポイントついて説明しました。
僕の場合、『価格』、『乾燥力』、『洗浄力』の3つで色々なメーカーで比較しました。それぞれの比較ポイントは次の通りです。
比較ポイント3選
- 価格:20万前後
- 乾燥力:ヒートポンプ式採用しているもの
- 洗浄力:ドラム槽が水平式(これはできれば)
その結果、風アイロンを採用していて衣類のシワになりにくい、日立ドラム式洗濯乾燥機BD-SX110GLを購入しました。
日立ドラム式洗濯乾燥機BD-SX110GLの詳しい使用感はこちらの記事で詳しく紹介しているので是非見てみてください^^